日本酒において、手造りという表現を用いながらそのお酒を紹介するのですが、そうなると実際、造ることのできる量は限られる訳です。
機械化すると言うことは、効率化と量産化ですからね。
つまり、手造りで良質なもの、美味しいものを飲むことに価値があることになります。
それは、昔の伝統芸の世界、職人の世界でもあります。
良い米を作る農家さんがいて、それを美味しい酒にする造り手がいて、それを評価する飲み手がいる。
至極当たり前でノーマルな世界だと思います。
しかし、今の時代、効率、量産、低価格が当たり前のようになっています。
心して、上質なものを選ぶようにしなければならないようです。
これからの日本酒の市場は、この選び方さえ妥当であれば、素晴らしい飲酒ライフが待っていると思います。
そこには、もう、ブランド化された銘柄であるかどうかよりも、真っ当な造り手で有るかどうかの価値が基準になるように思います。
そうゆう酒を選んで、そして好みを楽しむことこそ賢い飲み手ではないでしょうか。
当店の商品が、そういう皆様の飲酒ライフのお役に立てればこの上ない幸せです。