吟醸酒は、いわゆる「良い酒」
だから、当然、冷や。
キンキンに冷やして、コーラ、ジュースと同じような温度帯で飲むのが当たり前。
お燗なんかしたら、造った人に怒られるで~。
そんな、イメージがありますね。
「良い酒は冷やで飲む」 これ、常識?!
でも、ホントなのかなあ。
華やかな香りの吟醸酒を燗すると、どうなるか。
わ~、止めてくれ~、と悲鳴が聞こえてきます。
ほとんどの場合、味が細くなって美味しさを感じなくなります。
美味しい酒ではなくなって、温かいお湯にアルコール分があるような感じになります。
こうなってしまうことが分かっているので、お燗なんかしたら、造った人に申し訳ないと言われるようになりました。
ところが、吟醸酒でも美味しく燗上がりするお酒があります。
ここを伝える事が難しいので、「選ぶポイント」として3つにわけてみたりしたのです。
だって、同じ「吟醸」というカテゴリーに入る酒が、燗出来るものと、絶対に冷やで、となれば見分けることなんて出来ませんものね。
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