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酒屋慶風・丸又商店 横地準 の店長日記



フーバーさんのワイン(想い出その3)

フーバーさんのワイン(想い出その3)

(続き)
ドイツワインの辛口であると知って試してはいるものの、そのイメージの違いに驚いていたのですが、そのワインの紹介文に目をやると、

そこには、
「クリーミーで余韻の長いワイン」
というコピーが目に入りました。
(今はこのコメント文は使われていません。)

この「クリーミー」という感覚が自分にはよく分からないのですが、

おそらく、「果実味」が豊かで「滑らか」に美味しく味わえる。
なのかなあ~、と思います。

そして、しっかりとした辛口で良い味わいのアフターが長く続く。
余韻がある。

そういうワインである。
と。

でも、これだととても硬くて、そういうイメージはわかないなあ~。
1年目から美味しいけれど、でも硬さがなごむには、たぶん4~5年、いや6年は必要なんじゃないかなあ~。

そうだ、そう言えば、
このワインの葡萄品種は一体何?

「ヴァイサーブルグンダー 種」と記されている。
いや、このドイツ語って感じのこの葡萄品種名。
どういう品種なんだろう。

で、帰ってきてから調べてみると、
フランスではピノ・ブラン 、イタリアではピノ・ビアンコと呼ばれていることが分かりました。

ピノ・ブランなんだ。
このワインの使用している葡萄は・・。

そうか、これはもう
アルザスワインだ。
これは。
そう、思いました。
だから、あんなにしっかりした味わいが有るのだ。

「クリーミーで余韻の長いワイン」
うん、うん、分かる分かる。

牧歌的な、そう、素朴な味わい。
とろけるようなコクと滑らかさ。
これを彼は「クリーミー」と言ったのね。

チーズに合う。

昔は、ワインと言えばチーズ。
もう、兎に角こう言われていました。
(最近は、それ程でもないみたいですが。)

このフーバーさんの辛口白ワインは、チーズを使った料理に合う。
そう思いました。

その時、
これで、ようやく理解できたとホッとしました。


(続く)





by happy-breeze | 2012-01-29 20:17 | ワイン
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