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酒屋慶風・丸又商店 横地準 の店長日記



食中酒ってどんな酒(その4)

食中酒ってどんな酒(その4)

(続き)

冬の味覚
生がき

これとワインはそのままですと生臭みが増幅して、美味しく飲めません。
そこに、レモン汁を掛けなければワインと一緒に飲めません。

しぼりたて日本酒だと、もうピッタリだと思うのですヨ。
たぶん日本酒の酸が、レモン汁の役目を果たすのじゃないかなあ。

カキフライにして、そこにソースがかかれば、そりゃもうワインでしょ。
この事が「食中酒」という言葉で表現されると、ごちゃ混ぜになるような気がします。

だから、ワインと相性を良くするための調味料として、向こうではソース等が発達したのだと思います。

和食
肉じゃが
これだってですよ。
これに味が付いているもので。
「ダシ」の味の場合だとするとですね。
ダシということは、鰹とかですから、これにもワインは合いません。

日本酒の本当の良さは、このダシの味がより美味しく感じる。
ワインではあり得ないのです。

ここが一番の特徴なのです。
すごいところなのです。


日本酒は、サシミと合います。

ワインとサシミって、そのままだと難しいと思います。
刺身たまり醤油を付けて、わさびを効かせたら、これは日本酒でしょう。
ワインは無いでしょう。

これが日本酒の素晴らしいところなのだと思います。

食中酒という言葉が、伝えていないだけなのです。


そりゃね、お昼のランチに八丁味噌が乗った味付けのトンカツだとしましょう。
赤ワインが合いますヨ。
赤味噌ですから、赤ワインが合うかも。

で、これ(トンカツ)に、ウスターソースが掛かっていたら。
白ワインに合います。

こういうワインと料理の相性の話は、それはそれ。

日本酒だったら、どちらもいけるでしょう。
ただ、トンカツを食べながら日本酒を飲もうとは思わないでしょうけれど。

この辺りのことが、ごっちゃ混ぜになってしまう。

う~む。

でもね、こういう感じでコラムに書くとすると、ちょっと拙いかな。
ひとり言だから、勝手に書いてますが・・。








by happy-breeze | 2012-02-06 13:23 | 旨い酒を旨く飲む
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日々の出来事や想いを、そして新着情報や蔵便りを書いています。

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