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酒屋慶風・丸又商店 横地準 の店長日記



ワイン談義20120614(続き)

ワイン談義20120614(続き)

15日(金)
気になったので、少しだけワインショップのホームページを覗いてみました。

ゴメンナサイ。
本当に思っていた通りの現象に出くわしてしまいました。
そう、
そこに書かれている
ワインの説明文が理解できません。

貴方、酒屋でしょ。
ワインも少しは勉強してかじっているのでしょ。
勉強不足なんじゃないの?

そう、思われますよね。
でもそこに使われている「専門用語?」風な言葉が理解出来ませんでした。

具体的に書きたいのですが、ご容赦ください。

まあ、これはですね、そういうこともあるんだなあ~で終わりたいと思います。


それからもう一つ、いつもその使われ方に疑問に思っているワインの褒め言葉があります。
それは
「このワイン、品種の特徴がよく出ているね。」
というものです。

ある時、ある輸入会社さんの試飲会場で、「ああ、このワイン、そんなに品種の特徴が出ていませんけれどね。」って言われたことがあります。

つまり、ワインに関わっている人は、「良いワインとは、その葡萄品種の特徴が出ていなければならない。」という呪縛にがんじがらめになっているようなのです。

そりゃ、一般的にはそれぞれの葡萄ごとにその特徴とされるものはあるでしょう。
でもそれを、教科書的にこれこれこうだと定義付ける必要などないと思うのです。

何だろう、もう「絶対必要条件」ですって感じになってますものね。

そういう会話もOK。
そういう説明もOKですよ。
でも、良いワイン、美味しいワインは、絶対に一般的な、う~む、教科書風に言われる「葡萄品種の特徴が出ていなければならない。」っていう感覚。

そうじゃないでしょう。
その葡萄品種を如何に美味しいワインにするかでしょ。

その美味しさを伝える。
それを文章で書くことは、本当に難しい。
そう思います。


(追伸)
褒め言葉ですよ。
もちろん。
ただ、ちょっと思ったので・・。





by happy-breeze | 2012-06-15 21:48 | 旨い酒を旨く飲む
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