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酒屋慶風・丸又商店 横地準 の店長日記



日本酒の上質な味わいとその価値とは何だろう。

日本酒の上質な味わいとその価値とは何だろう。

日本酒の高級品と言えば、言わずもがなで、「大吟醸」と答えが決まっています。

金賞というお墨付きが付けば、認知された高級品ということになります。

しかしながら、ここ数年、画一的なそういう味わいではなく、別の表現と言いますか、日本酒の上質な味わいに取り組もうとされている蔵元さんがおられます。

そこに横たわっているのは、華やかな香りに価値を求めていません。
今までの高級品というイメージではなく、高いけれどその値段に値する味わいを探究していこうとする姿勢。
求めようとしているもの、伝えたい想い。
それは、上質感とでも言えばいいのでしょうか。

中々、表現として上手くお伝えできませんが、まあ、そういう取り組みをされている。
そういう杜氏さんがおられます。

四合瓶で5千円。

もう今までの日本酒の市場であれば、暮れの贈答品でしか売れないと言いますか、う~む。

つまり、ご自身(消費者さんご自身)が飲みたいと言うお酒ではないといいますか。
ここの辺りが、造り手さんの悩ましいところのようです。


仮に、ワインですと、750mlで5千円の商品は、ワインファンならば自ら飲むために購入されます。
そりゃあ、そういう美味しいワインをお金を出して飲みたいという、当たり前の消費行動です。

ところが、日本酒はこの価格帯ですと、ちょっと様子が違います。

そりゃあ、若い造り手さんからすれば、忸怩(じくじ)たる思いがあるとでも言えばいいのでしょうか。
(ちょっと意味合いが違うかな。)


別にワインのように、1本 10万円もする日本酒を造ろう。
ということではありません。

いや、そうではなくてですね。
ここで言わんとしていることは、う~む、お客様ご自身がですね、そういう日本酒なら、5千円払って飲みたい。
と思ってくださる味。

それは、決して派手な、向こうを張るような味ではなくて。
う~む。

中々上手くお伝え出来ませんが、
ハイ。
まだ、ホンの一部ですが、こんな感じの取り組みが始まっています。




(続く)



2013.08.26












by happy-breeze | 2013-08-27 19:53 | 日本酒
<< 日本酒の上質な味わいとその価値... 日本酒を試す時(その2) >>


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