2014.04.23(水)
2日続けてワインの試飲l会に行ってきました。
昨日はシャブリの生産者さんがブースに立っておられました。
ワインは難しい。
その判断が難しい。
そう言われていますよね。
だから、勉強しましょう。
でもね、ワインを試す時、先入観を持って試さない方がいいと思います。
素直に感じる。
この方にこそ値打ちがあると思います。
そこを後追いで勉強する。
分からないことを勉強するといいますか、より理解するために勉強する。
調べる。
シャルドネという品種。
シャブリといえば、これこれこういう特徴がある。
ああ、ホントだと感じることもあれば、それ程でもない場合もあるでしょう。
レギュラー、一級のプルミエクリュ、特級のグランクリュとランクが上がった商品の場合。
その違いをどのように感じ、そして認識するのか。
上にいくと、コクが違う?
複雑味が違う?
個性が際立ってくる?
そういう先入観って、持たない方がいいのでは。
上にいくと
上質な味わいを味わうことが出来る。
じゃあ、その上質な味とは、どんな味?
これを無理にコメントにしなくてはって・・。
でもやはり、感じるでしょう。
いやあ、並級じゃあないねえ。
この上質な美味しさ。
素晴らしい。
これを、レベルを感じながら、数をこなしながら、覚えていく。
昨日会ったフランスからお越しの生産者さんのシャブリ。
いやあ、これは、センスの良い生産者さんだなあ~。
決して無理な味の出し方がされていない。
レギュラーシャブリは、ホント、バランスが絶妙でした。
プルミエクリュ、そしてグランクリュともに、それぞれ骨格のしっかりしたタイプとスマートでエレガントな味に仕上がっているもの。
いやあ~、生産者の
センスの良さがうかがえる。
でも決して狙っていない。
そういうことを感じさせない。
無意識に感じる、その感覚。
ワインは芸術品。
そう言われる所以でしょう。
こういうフランスワインを飲むと、和食に合いますよって売り込みたくないなあ。
やっぱりフランス料理と一緒に飲みたいです。
美味しいワインに出会うと
ワインは知識で飲む飲み物ではないなあ~って思います。