2015年今年を振り返って(日本酒編)
今年のキーワードは「熟成」でした。
日本酒では、当店で10年以上熟成させておいたものがほとんど売れてしまいました。
生酒の1年熟成させたものとかも同様です。
それと実は、ビンテージものの泡盛が20本程あったのですが、これもほぼ完売です。
ちなみにビンテージは2004です。
お陰様でそのどれもが、購入されたお客様から、素晴らしい、すごい、等々の感想を頂きました。
まあ、選んでおいた商品ですからね。
でも全てに自信があった訳ではありませんでした。
そういう意味では、これ程の反響があるとは驚きです。
今までの日本酒の古酒の概念からすると、かなりマニアックな日本酒通の方にしか好まれなかった。
しかし、
10年以上、中には20年ものもあったのですが、そういうイメージの味ではないのです。
私も、その中の幾つかを試すことが出来ましたが、もう素晴らしい味わいでした。
ちなみに
お酒の熟成に限らず、よく一般的に言われている「熟成」という概念に、「熟成とは、いわば腐りかけと紙一重」なんていうのがあるでしょ。
その何とも言えない美味しさが通を魅了する。
とか何とか。
あるいは「酸化熟成」がどうとか、こうとか・・。
もう、そんな概念など要らないですね。
理屈ではない美味しさがそこにありましたね。
本当です。
市場が、そして時代が変わっていく。
消費者がどんどん素直に日本酒の美味しさを理解し始めた。
今年ほど、それを実感した年はなかったです。
来年以降、この流れは加速すると思います。
店頭で、色々な日本酒を試飲してもらいながら、今までですと、「いやあお酒の味なんてよく分からないから。」
等々と言われていた、そんな感じのお客さまも、今ではほとんどの方がお酒の味を理解され始めましたから。
当店だけの現象なのでしょうか。
ちょっとまだ分かりませんが、
でも、これが正常な日本酒の市場なのだと思います。
笑顔で帰って行かれるお客さまを見送ることが、多くなったなあ~。
つまり、ご納得の買い物が出来た証拠です。
そんな年でした。
嬉しい年でした。
ありがとうございました。
2015.12.29(火)
(お詫び)
これらの商品をインターネット上でご案内することが出来ておりません。
まだまだ自分も勉強中です。
申し訳ありませんがよろしくお願い致します。