カフェ・アラカルト物語
突然ですが、表記の題でちょっと書いてみようと思いました。
昨日1月31日(日)
とても嬉しい再会がありました。
久しぶりにご来店頂いた「Uさん」
日本酒の話、ワインの話をしながら楽しく時間が過ぎていきます。
いわゆる「ワイン談義」に華を咲かせるというのと違って、全く気負うことなく、素直に会話が弾みます。
私は、いわゆる「ワイン談義」を好みません。
この方も同じでした。
そこで意見が一致したので、もう構えなくて済みました。
お互い、疲れることやめましょうよ。
そうすると、とてもフラットにワインに向き合えます。
昨年から扱いを始めた「ナチュラルワイン」にも、とても興味を持って頂きました。
私のやろうとしていることを、こんなにもよく理解して下さる方が居たなんて、「いやあ~、やってて良かった~。」ですよ。
もう、日本酒もワインも、これからはどんどんその垣根が無くなっていく。
但し、別の飲み物なので、やみくもに、ごちゃ混ぜになってはいけません。
ここの整理が付けば、垣根はどんどん低くなっていく。
そう、アラカルトとして様々なお酒の楽しみ方が出来る日が来るかもしれません。
フランス語の a la carte
ア・ラ・カルト
フランス料理を食する際によく使われる言葉。
カルト(品書き・メニュー)の中から、好みの料理を自由に注文すること。
そう、様々なお酒の中から、選ぶ。
それを美味しく飲む。
「旨い酒を旨く飲む」です。
実はこの方、
この春に「カフェ・アラカルト」という名称でお店をオープンされる予定です。
カフェとしているので、コーヒーも出されるのでしょうが、夜はお酒を出されるのだそうです。
そこで提供して頂くお酒の相談に来られた訳です。
時代が進み、どんどんお酒の理解の進んだ方がこうして飲食業を行われるようになっていく。
素晴らしい!!
その品選びに
当店を選んで頂いたことに感謝します。
そこで、
今まで「酒屋慶風・美味しさのかたち」そして「旨い酒を旨く飲む」と題してコラムを書いてきたのですが、私がとっても嬉しかったので、この方のお店の名前をお借りして「カフェ・アラカルト物語」として気負うことなくお酒に付いて書いてみようと思いました。
この気負いを無くしてというのが、私には必要だった。
まあ、思い付きなので、とってもいい加減になるとは思いますが、それでいいかなとも思います。
あまり、期待しないでくださいね。
よろしく、お願いします。
2016.02.01(月)