酒屋慶風・丸又商店 横地準 の店長日記



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【ふっと思う、ワインを知るってどうすればいいの(その4)】

【ふっと思う、ワインを知るってどうすればいいの(その4)】

そう言えば、アペラシオン制度って何。


もう、あまりにも普通に「アペラシオン」という言葉が使われます。
A.O.C.のAですね。

数年前は、とてもよく新しくどこそこがアペラシオンとして認められた。
なんていうニュースが続きましたね。

でもこれ一定の地域を指しているだけではありません。

本来は、と言いますか、ワインの葡萄品種が育てられる環境が相互に合致しているからこそ、素晴らしいワインが出来るという意味からの制度なのだと思います。

ここが一番重要なことなのですが、伝わっているのかなあ~。

認定された。
認定された。
というニュースだけで終わっているような気もしないではありません。

そう、ここの「アペラシオン」は、これこれな土壌にこういう葡萄を植えて栽培し、こういう特徴のあるワインを生み出します。

ここまで伝えて、その上でその中からより美味しいワインを選ぶ。

アペラシオンとは、自らのワインを育て、そして守っているのだと思います。

誇り。

アペラシオンにふさわしいワインを造ろう。

造り手の意識。
土地に住み、ワイン造りに関わる多くの人々の思い。
そこから生まれるその土地の素晴らしいワイン。


こういう意味から発展して、ワインと言うものはより良いものになって行ったのでしょう。


アペラシオン制度。

う~む。
何だろう、今となっては「良いワインを造る」原点を見るような感じさえ受けますね。






2013.10.31





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by happy-breeze | 2013-10-31 18:21 | ワイン

【ふっと思う、ワインを知るってどうすればいいの(その3)】

【ふっと思う、ワインを知るってどうすればいいの(その3)】

(続き)

粘土・・・・保水 水が蓄えられている状態。
  
      しかし、日中に蓄えられた熱が早く冷めるので、夜間及び早朝に土を触るとひんやりしている。
      (熱しやすく冷めやすい)


岩(石)・・・・日中に蓄えられた熱が長く保温されている。


砂・・・・水はけが良い土壌。


これがワインの味にどのように影響するのか

水が蓄えられている状態の土で栽培された葡萄を使って造られるワインであれば、「コク」のある味わいとなり

水はけの良い土壌であれば、「軽やか」な味わいとなる。

岩(石)の土壌がとても良いとされるのは、どちらにも偏らないバランスのよい味が生まれると考えられる。


とまあ、こんな感じではないでしょうか。


そしてそこに、地理的条件が加わります。

山の斜面のどこの辺りか。
頂上付近か、中腹か、裾野なのか。

畑の向きはどちらなのか。
南向きであるかどうか。

太陽の入射(照射)はどうなのか。
角度とか、時間とか。気温とか。

栽培中の降雨量はどの位あるのか。


糖分や酸もこれらの影響を受ける訳ですね。


こうして書いてみましたが、これだけでも知っていれば、飲んだ時に、このワインはどういうワインなのかがおおよそでも分かるのではないか思います。




2013.10.26






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by happy-breeze | 2013-10-26 11:32

ふっと思う、ワインを知るってどうすればいいの(その2)

【ふっと思う、ワインを知るってどうすればいいの(その2)】

(続き)

要するに


岩(石)
粘土

この3つはそれぞれどういう意味を持つのか。

その土壌の性質と葡萄品種の特性が合致している。

だから、こういう場所で、こういう葡萄が育てられ、ワインを造ります。

しかし、あまりそういうワインの話しは聞きませんね。
こういう話はまるでワインを研究するように思われるのでしょうか。

基本的な事柄として覚えましょう。
何て言いませんものね。


これこれの葡萄品種は、こういう性質を持っているので、こういう土壌に植えられます。

これって、やはりワインを知る上での基本的な事柄に位置付けても良いように思いますけれど。

何でしょう、こういう話は、一部のワインに対して並々ならぬ興味を持った人だけが研究すればいいことであって、普通の人はさわりだけ知っていればいいですよ。
みたいな感じですよね。


その辺りのニュアンスが微妙だなあ。
と思ったりします。


2013.10.24






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by happy-breeze | 2013-10-24 18:24

スケートにエレガントを見た。

ショパンのノクターン

浅田真央

この演技から、正にスケートのエレガントを見たような気になった。

ワインのエレガントも同じだと思う。

技術がどうとかではなく、

素晴らしい演技から

感じること。


そう、まさにスケートにエレガントを見ました。


幸せな気分です。


2013.10.21






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by happy-breeze | 2013-10-21 18:44 | 個人的な見方

ふっと思う、ワインを知るってどうすればいいの。

【ふっと思う、ワインを知るってどうすればいいの。】

よく、ワインの勉強?とでもいいますか、品種の特性や栽培されている地域などの話をしますね。

そこまでは普通ですが、その先とでもいいますか、土壌の話とかになると急にト~ンダウンしてしまうような気がします。

まあ、土壌の話まで織り交ぜると、それはもう大変です。
みたいな感じです。

別に難しい話を聞きたい訳ではありません。


ワインを理解する。
その為には、土壌の話しも有った方が良いのではないのだろうか。

そんな気がします。


それはつまり、葡萄を植物として捉える。

ワインから見るのではなく、植物としての葡萄から見ていく。

こういう特性の葡萄品種だから、こういう土壌に植えられています。
そうして、こういう味のワインになります。

そういう理解の仕方の方が、よく分かるように思ったりしました。


こういうことを言いますと

「土壌と葡萄品種の関係」

などとテーマを付けられて
難しいことやってるねえ~。
何て冷やかされたりします。


でも、この方が納得しながらワインを知っていけるようになるのではないでしょうか。



2013.10.21









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by happy-breeze | 2013-10-21 17:44

石川門ひやおろし

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加賀鶴 純米酒 石川門 ひやおろし

微かに香る「杏」や「洋梨」の香り。
「栗」を蒸した時の香り。
でも、とっても微かですよ。

す~と、柔らかく入ってくる飲み口の良さ。

どっしりという表現ではないのだけれど、安心の佇まいとでも言える、安定した酒質がうかがえる。

やや辛口というか、甘からず、辛からずという感じです。

アルコールが高いと感じます。

米の旨味がじわっときて、程よいコクとまろやかさ、そして酸とのバランスの良いお酒です。

それから、酵母は金沢酵母を使っています。

伝統的という表現よりも、現代の日本酒。
と言いますか、伝統の上に進取の取り組みを行って生まれた「石川門」を使った現代の日本酒。

そんな味わいのお酒です。


いやあ~、お酒として、完成度がとても高い。

杜氏の腕の良さが、もう、ひしひしとじゃなくて、あまりにも当然のごとく、といった感じで伝わってきます。


お見事な逸品だと思います。


http://hybreeze.net/SHOP/01040001.html








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by happy-breeze | 2013-10-20 21:10 | 日本酒

アルゼンチンワインに出会いました。

2013.10.18(木)

大手酒類問屋さんが輸入しているワイン試飲会に行ってきました。

そこで、アルゼンチンのワインを試しました。

いやあ~、良かった。
美味しいです。
ちょっとびっくりです。


シャルドネ

キリットとした酸。
いえね、こういうコメントが全く出てこない味なんです。
え、このワイン、シャルドネなの?
へ~え、こういうシャルドネもあるんだ。

シャルドネは世界各地で使われていることと、葡萄品種そのもの特徴というより、その土地に合った味が表現されると言われていますが、もう、ここまで違うのかと思える程でした。

赤では、マルベックがありました。
この品種は、無骨とか言われて、ちょっとかわいそうな気がしていましたが、今日試したアルゼンチンのマルベックは、え~と、まるまると太った、ボリュームたっぷりといいますか、すごい厚みがありました。

パワフルという表現ではないなあ~。
一杯詰まっている満員電車のような、う~む、厚みとでも例えれば良いのでしょうか。

濃い。
日本語でいう、そう、濃いというイメージだと思います。

でも、美味しかったです。

これが「南米のワインなんだ」って思いました。

他社のアルゼンチンワインのマルベックを試していないので何とも言えませんが、この会社のマルベックは、もしかするとちょっと異色かもしれないなあ~とも感じました。

但し、テーブルの上できちんとして飲むワインではなさそうです。

屋外で、大胆に、豪快に、食べながら飲むワイン。
そんなイメージが浮かびます。

ホント、色々ありますね、ワインって。

今日は、いや~、
ワインには、こういう出会いがあるのだと改めて思いました。

酒販店という仕事をやっていて良かったと思える瞬間でもあります。


もちろん、ご案内させて頂きます。
少々お時間を頂きます。
よろしくお願いします。








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by happy-breeze | 2013-10-18 17:57 | ワイン

シャトー・タルボ2010入荷しました。

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シャトー・タルボ2010です。

華やかなベリー系やハーブの香り。
熟した果実の味わい。
しなやかなタンニン。
しっかりとした骨格。

安定感があります。

4級なので、他の有名どころに比べて価格は低めです。

コルディア家

(昔は、コーディアと言っていました。)

管理所有

日本では、サッポロビール社が長年に渡って輸入していますね。


今回仕入れたこの商品は、大手酒類問屋さんが輸入したものです。


私に、こんなグラン・クリュの味が分かるのか?
ですって。

まあ、あまりよく分からないかもしれません。
でも、これは試した時、やはり良いなあと思ったので仕入れました。



冒頭に書いたワインのコメントは、一般的に言われていることですが、
私も何となく、その通りだなあ~と思いました。


こういうボルドーのグラン・クリュを皆様にご案内出来る日がくるとは、ホントうれしいです。

少しづつしか無理ですが、増やしていければいいなあ~と考えています。

750ml  ¥9,800円(税別)です。

よろしくお願いします。


(オンラインショップに載せるのは、ちょっと先になりそうです。)




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by happy-breeze | 2013-10-17 21:54 | ワイン

ドメーヌ・ド・ロウシュ・ガイヤール 入荷しました。

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ロワール地方 トゥーレーヌ地区(モンルイ&トゥーレーヌ )
ドメーヌ・ド・ロウシュ・ガイヤール 入荷しました。

ドメーヌ・ド・ロウシュ・ガイヤール
トゥーレーヌ A.C <キュヴェ・アラベスク> 赤 2009
¥3,150円(税込)
http://hybreeze.net/SHOP/07055002.html


モンルイに広がる畑から、完全有機栽培でブドウを造ります。

自然を自然なままでと言う様な生半可な自然農法ではない。

人間が自然に手を加えた事ですでに自然ではなくなる事をきちんと 念頭に置き、ブドウがモンルイにしかない個性を吸い上げてのびのびと育ち、モンルイたらしめるワインを造り上げるという信念のもとワインを造り続ける。


輸入元資料より抜粋




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by happy-breeze | 2013-10-16 08:31 | ワイン

シュール・リーって何のためにするの?(その2)

シュール・リーって何のためにするの?

の続きです。

シュール・リーについて
一般的に言われている説明は、

澱の上で・・・
  
旨味が・・・
タンパク質がアミノ酸に変わって・・・

こういう感じの説明ですね。

そこに加えて

ミュスカデは、酸が強いのが特徴
その酸を和らげるのもその目的の一つ。

というものもあります。

それから

ミュスカデは現地では、よく「生ガキ」と合わせる。

等々が言われます。


さて、これらをどのように理解すればいいのでしょう。

つまり、全てが繋がっていると思うのです。



さてそれでは、つたない私が調べたところを記します。


シュール・リー

フランス語で「澱(おり)の上」という意味。

完全にアルコール醗酵させて、ワイン中に残糖分がなくなった辛口ワイン。
それを酵母を含む澱の上に翌年の春まで接触させておきます。

ワインの中に糖分がなくなってしまうと、酵母は死滅します。
その酵母のタンパク質は、自己消化を起こして分解し、アミノ酸類が生成されます。
(ちなみに20種類ほどだそうです。)

このアミノ酸が澱の上にある新酒のワインに溶け込みます。
この溶け込んだアミノ酸によってワインに旨味が増えるという訳です。

何でも、これが上手く行われる時期と言うのがあって、それは3月から6月に掛けてだそうです。


さて、ならばなぜ「生カキ」と相性がいいのか。

ここのところに言及した文章を書きたいところですが、
今回はここまでにします。
(ゴメンナサイ)

ちょっと専門用語を使わなければいけなくなりますし、それは私の守備範囲ではありません。

いつかホームページ上で、出展元をちゃんと記してその説明文を載せておこうと思います。


でもここがミュスカデ・シュール・リーと料理との相性のミソの部分ですけれどね。

もったい付ける訳ではありませんが、今日はここまでにします。



要するに、こういう見方がワインを理解するということであり、
それを美味しく飲む参考になるのだと思います。


そこにワインに詳しくなる意味があると思います。



2013.10.15


(補足)

自己消化という言葉を、あまり目にされたことがないかもしれませんんね。
酵母は糖分がなければ、アルコール醗酵と言う役目を行うことが出来なくなって自然に死滅します。
その次に起こる現象。
これが「自己消化」です。

いわゆる「酵母臭」と呼ばれる臭いがします。

これらのことは、本当はワインを知る上で、とても当たり前に知っていてもいいことだと思うですが。

う~む、なぜか、言及されることが少ないように思います。


いやホント、なぜなんですかねえ~。



ああ、それから、マロラクティック醗酵が起きないように注意しながら行う。
ということだそうです。



「マロラクティック醗酵」とか「自己消化」とか
こういう言葉が出てくるとワインを難しいものにしてしまう。

だから、避けてワインを見るようになった。

そういうことでしょうか。









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by happy-breeze | 2013-10-15 09:34 | ワイン


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