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酒屋慶風・丸又商店 横地準 の店長日記

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20120512日記

20120512日記

先日来より私に起きていることは要するに小売り酒販免許の規制緩和が有ったからだと言えるのかも知れないなあ~と感じています。

そこで、コンビニ各社の酒売り場を見てきました。
すると何と、どのチェーンもほとんど同じ。
そう言ってもいいのではと思えるくらいに似ていました。
そりゃまあ、そうかもしれません。
まあ、別に差があろうとなかろうといいのですが、問題はワインのあまりの低価格です。

そこに至った経緯とか・・。
まあ、ちょっと書くのは止しますが。
といいますか、ここが一番肝腎なところなのですが、ゴメンナサイ。

ところで
あの規制緩和があった後も、
日本酒業界は低迷を余儀なくされています。

実はあの頃、ワイン業界では何と言っていたか。
それはですね。
日本酒の二の舞にだけはなってはいけない。
だったのです。

実際、酒の業界紙にはワインは好調であるとの記事が踊ります。
もう、ワインに注目するしかないのではないか、という感じさえ受けます。

でも、750mlで小売り価格が500円を切って売られている現実を見るに付け、そういう記事をそのまま素直に受け取れません。

適正価格の商品がその通りに適正に消費者に評価されて売れていく。
こういう市場が健全だと思うのですが・・。
どうも中々難しいようですね。

消費者はまず価格ありきになったのでしょうか。
まずは好みの美味しいものを探す。
それがお値打ちであれば、それに越したことはない。
つまり、価格が2番目だったと思うのですが、現実は違ってきているのでしょうか?

この長引くデフレ不況、就職難、年収の頭打ち。
まずは財布と相談してからでしょ。

だから、発泡酒、第3のビール。
ですね。


自分の店は別にこだわりとかそういうのを前面に出しているつもりはないのです。
適正なものを適正な価格でご案内しているつもりです。
それだけを普通に行っているつもりです。

何言ってるの、こだりわりもこだわり、もうこだわり過ぎでしょ、あなたの店はって声が聞こえてきそうです。

それはそうと
コンビニさんの酒売り場で、まあ兎に角ここは日本なのだから、日本酒に於いて、何だろう、ちょっと考えてしまいました。
ワインはそりゃあ、外国の飲み物ですからね。
一応は。
まあ、市場が健全になるかどうかは流通業者さんの行う事だと思いますよ。

でも日本酒は、そこもとにメーカーさんが居るのですからね。
双方が意見を出し合ってもいいと思います。

今度コンビニさんに直接自分の思っている事を話してみようかな。

メーカーさんにとっても。
流通業者さん小売業さんにとっても。
それぞれが納得して行う。
それが消費者に認めてもらえるような。
それでこそっていうの。

そういう提案をしてみようと思います。

(続く)






# by happy-breeze | 2012-05-12 20:31 | 個人的な見方 | Trackback | Comments(0)

端桶臭

端桶臭が無い。
いやあ~、いい感じで熟成してますねえ~。

端桶
「はおけ」と読みます。

日本酒用語解説では、

端桶(はおけ)
清酒を貯蔵するときは、酒質の劣化や火落ちを防ぐために、タンクに満量入れておくことが望ましい。これに対して、出荷時に一部の酒を取り出したために、残部の酒がタンク内に残っている状態をいう。

と記してあります。

今日、5月11日(金)
愛西市の青木酒造の社長さんがお見えになりました。
酒名は「米宗(こめそう)」

山廃純米に想いを強く持っておられるのですが、そのお酒を少し熟成させたものを製品化したいと考えられておられました。

貯蔵方法を2つに分けてみたそうです。
一つは冷蔵庫で5℃。
もう一つは、貯蔵タンクでそのまま常温。

もう、その差は歴然です。

えっ、冷蔵庫の方が良いでしょうって?

とんでもない。
常温の貯蔵タンクで熟成させたものの方が、そりゃ良かったです。

貯蔵タンクでお酒を熟成させることは、至極普通のことです。
ところが、巷では貯蔵といえば温度管理をうるさく言います。

一度火入れを行った酒を貯蔵タンクに入れておくということは、そのタンクが密閉されていないかぎり、空気と触れた状態のままということですね。
先程の用語解説にあるように、満タンの状態が望ましいのでしょうが、そうはいかない場合もありますよね、きっと。
タンクの4分の3位しか入っていない状態で貯蔵するとか。
(こういう状態のことを指して「端桶(はおけ)」と言います。)

それで1~2年とかですと、いわゆる「端桶臭」が出ます。
まあ、一般的にいうところの「老香」の一つです。
但し、こういう香りも不快に感じないような臭いですと、「熟成香」と呼びます。

紙一重なのですね。

で、この青木酒造さんの山廃純米は2年ほど経過しているのですが、この手の香りがそれほどありません。
(全く無い訳ではなく、極めて少ないということと、不快ではないという意味です。)
ちなみにタンクにお酒の入っていた状態は満タンではなく4分の3くらいだそうです。

こういう現象を説明しようとすると、え~と、化学では説明できないのです。

「山廃」をやる意味は、実はここにある。
と言えるかもしれません。

この辺りを書き出しますと、ちょっと大変。
だって、化学式を使えば説明できるっていうものではないからです。

少しづつ書いていきたいと思います。
よろしくお願いします。

(続く)








# by happy-breeze | 2012-05-11 19:03 | 日本酒 | Trackback | Comments(0)

新規取扱いワイン難産しています。(その2)

新規取扱いワイン難産しています。(その2)

スタートから、頓挫しそうな雲行きです。

こうなったら、自分で輸入免許を取ってみようかな。

まあ、幾らなんでもそこまでは、ちょっと。

でもなあ、もったいないなあ~。
ホント、輸入しても後が続かない。

今は、スーパーを筆頭に低価格のワインが目白押しです。
価格も手頃で美味しいワイン。
キャッチコピーは同じですからね、そうなると埋もれてしまって相手にされないのかもしれません。

要するに納入価格。

でも、価格に見合った味と言うモノを評価して頂かないとねえ~。
う~む、嘆いても仕方ないですね。

でも、自分も力ないしなあ~。

市場が健全とは思えませんね~。
これで又、本当に価格も手頃で美味しいワインが日本の流通から消えようとしている。

ちなみに今日10日(木)は東京でワインの大規模な試飲会が行われています。
こうなったら、いつか自分もそこに出展する側になってみようかな。
無理無理。
おかしなことは考えない方が・・。


このワイン
若干最後の在庫があるようなので
単発でもよければ
皆さまにご案内できればと思います。
今しばらくお待ちください。







# by happy-breeze | 2012-05-10 08:52 | ワイン | Trackback | Comments(0)

新規取扱いワイン難産しています。

新たに取り扱う予定のワインがあるのですが、、これがホント難産しています。

4リットル入りの、バッグインボックスです。
液体が最後まで空気に触れない袋(バッグ)にワインが詰められて箱の中に入っています。
袋の中味のワインはスペイン産です。

兎に角、近日中に赤ワインが一種類のみ入荷してきます。

最近、スーパーやコンビニでもこの手の「バッグインボックス」のワインが並ぶようになりました。
お値段もとってもリーズナブル。
そして、保存期間を気にしなくていい。
後は味が良いかどうかですね。


ちなみにこの種の製品は、まず大手輸入業者さんが取り扱うのが通例です。
だって、売り先は大手小売り流通業者のスーパーやコンビニエンスストアーなのですから。

そんな商材である「バッグインボックス」のワインを、一個人商店である当店が扱ってみようとしています。
当店が輸入しようという訳ではないですよ。
輸入業者さんは別にあります。
ただ、大手輸入商社さんではありません。
それから
もちろん、大手さんがすでに扱っているメーカーのものではありません。

しかし、そういう商品は輸入ロットが大きいので、まず大手さん以外に輸入すること自体難しいのです。

でも、美味しいワインの存在をしってしまった。

なので、継続して扱いたいと思っています。


実は今までにも、う~む、このメーカーあるいはネゴシャンのワイン。
いいなあ~。
そう思うような商品が輸入されなくなった例とか。
もうホント、何度も経験しています。

製品を輸入するということは、中々に難しいものがあるようです。
誰でも知っている有名ブランドでもなく、あるいは有力な小売り業者とかの売り先も決まっていなければ、そりゃ難しいでしょう。

でも、美味しかった。

上手く輸入され、そして継続して商品供給されるように祈っています。








# by happy-breeze | 2012-05-08 22:06 | ワイン | Trackback | Comments(0)

昔話が遠い日の思い出に変わる。

昔話が遠い日の思い出に変わる。

84歳になられていました。

その昔、5年ほどお世話になった会社の社長さんのご自宅を訪問してきました。
え~と、もうかれこれ20年くらい経ちますか。

あのボジョレー・ヌーヴォーが大盛況に売れていた頃。
熱狂的に浮かれていましたね。
空港に到着したその日、解禁日の午前0時にボジョレー・ヌーヴォーを飲もうとかしたりしてね。
私、その頃にワインの営業の仕事をしていました。

会社はワインの専門ではなく、某商社系の食品会社で、あくまでもそこの一つの部署でした。
今となっては、それが良かったのか、色々なことを見聞できたと思っています。

そんな一部署の平社員だった私が、当時の社長さん宅に今もこうして訪問させて頂ける間柄であるというのも、まあ何でしょう、ご縁があったのですねえ~。
(ホント、色々ありましたから。)

お会いするのは、20年ぶりということはないのですが、しかし話の内容はその当時のことになります。
でも、今日お会いして、昔話が思い出に変わったような気がしました。
そういう意味で良かったかなと思いました。


ちなみにこの頃に出会った得意先である某酒問屋さんのワイン担当者のある方とは、今も親交があります。
この方とは、
久しぶりだね、元気にやってる?
そんなレベルではありません。
ワインに関してとても有益な意見を頂ける、信頼のおける先生であり、う~む、無くてはならないパートナーですね。


出会いの不思議。
縁の不思議。

感じています。

ちなみに
袖振り合うも他生の縁
とか申します。

道のいきすがりに、袖が振れ合うというような、偶然でほんのささやかな出会いであっても・・・。

ここで
ちょっと別のことを書きます。

  小才は縁に出会って縁に気づかず
  中才は縁に気づいて縁を生かさず
  大才は袖ふり合った縁をも生かす

この三行を知ったのは、柳生新陰流の開祖、柳生石舟斎が、上泉伊勢守信綱にあっけなく敗れたことから、その縁の大切さを感じ、すぐに弟子入りし、その結果として柳生新陰流が正に「天下の剣」となった。
というくだりを歴史ものの書から知りました。



人との出会いが人の繋がりが人との絆が大切だと教えてくれている。
そう思います。







# by happy-breeze | 2012-05-07 06:46 | Trackback | Comments(0)
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