当店では、数年前から京都伏見にある蔵元・招徳酒造さんと取引をしています。
今まで、ネットでご案内出来ておりませんでした。
こちらは、「生もと仕込みの純米酒」を造っておられます。
その生もと純米の今年の新酒を試すことが出来ましたので、感想を記します。
記
う~む、乳酸たっぷりって感じです。
最初の香りから感じます。
味は、いわゆる辛口です。
しかし、こんなに乳酸を美味しいと感じることって中々ないです。
造りの良さですか。
こういう酒に出会うと結局、日本酒の味って「造りの良さ」なんだなあ~って思います。
ただ、まだ全体的に味を見ると、全く味が乗っていないといいますか出ていません。
そして、新酒時の、え~と、それ程の硬さを感じません。
ちょっと想像するに
火入れ、調整加水、熟成を経て、レギュラー商品になった時、正に「燗映え」する酒になっている。
しかも、決して個性を主張するような味ではなく、はんなりとした柔らかさを纏うような。
きっとそんな味わいになってくれる。
そんな予感、期待の酒です。
以上
この試飲した生原酒の商品はまだ発売されていませんが、昨年度産のレギュラー商品はございます。
オンラインショップでのアップ作業を行っておりますが、もう少し時間が掛ります。
よろしくお願い致します。
2016.03.27(日)