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守破離(その2)
前項の続きです。
よろしければ、前項からお読みください。
では、武道でいえば、型ということになります。
同じでしょ。
型をカタチだけ上手く出来ても、「書」の偕書に於いても、さっき書いたことが言えます。
基本が大切ってよく言われます。
何事も、ちょっと行き詰ったら、基本に立ち返ろう。
なんて言いますよね。
でも、さっきのフィードバックシステムとして捉えていなければ、基本に立ち返ったことにならないのです。
ここを誰も言ってくれません。
それに気が付くキーワードとして「素直」「謙虚」「感謝」等々があります。
だから、書でも、茶でも、武道でも、そしてビジネスマンとしても上達していく過程は同じなのだということです。
要するに、「全人格」的なものなのです。
そうした事柄を知った上で「守・破・離」という言葉でもって行動することが出来るのです。
師の教えを守り。
その殻を破り。
そして、自らの境地を切り開いて離れる。
人が成長するとは、こうゆう事のようです。
偉そうに書いてしましました。
ものすごく恥ずかしい。
でも、あえて書いておきます。
よろしく、お願いします。
(追記)
さっきテレビでホンの少しだけ「大場政夫」の映像が流れました。
往年のボクシングのスーパースター。
ちなみに家族は誰も知りませんでした。
あまりにも若くして亡くなったので、一部のボクシングファンの間で偶像化されていて、本当の彼の実像はよく分からないけれど、とにかく強かったことは記憶にあります。
その後、彼を越えるボクシングの興奮を覚えた試合を見ていないように思います。
まあ、私も10代だったのでちょっとデフォルメされて記憶しているのかもしれませんが。
実は最近、スポーツ番組をほとんどといっていい位に見なくなりました。
なぜか。
スターがいないから。
ミーハーですから。
そうなんですが、本当は自分が入り込めるような人が居ないからなのです。
昔は、ボクシングを見ながら、自分も同じようなことをテレビの前でやっていました。
この時、何がいいかと言いますと、擬音で表現出来るリズムがあるのです。
ボコ、ボコ、カ~ン。
ではありません。
スパ~ン、スイスイ、バカーン。
ピュ~ン。
です。
ボコ、ボコっていやでしょ。
スパ~ン。の方が良いでしょ。
最近は、このボコ、ボコっていうのが多いのです。
野球でも、長嶋茂雄の何が良かったのかっていいますと。
ス~、パッ、カキ~ン。
なのです、彼のバッティングは。
だから見ていて気持ちが良い。
実はこれ、先程書いた「フィードバック習得システム」にも言えるのです。
身体が反応するのです。
そうゆうモノは一生身に付いています。
身体で覚える。
この言葉こそ真理だと思います。
実は字が上手く書けるようになるには、この擬音でやると身に付くのです。
トン、ス~、シャ~。
払いは、ここからス~とね、抜けるように筆を上げていくのね。
何度も、ス~と言いながら、払いの練習をします。
ス~と降りてきて、ここでちょっと含みを持たせて、そしてここから(シャ~と)ス~と抜けていく感じ。
そして、「ああ、これだ、この感覚だ~」というのを掴みます。
長嶋茂雄のバッティングには、これがあったのです。
だから楽しかった。
ちなみに武道家のヒーロー、ブルース・リーも同じです。
擬音で表現出来る人でした。
だから、自分は今もブルース・リーのモノマネのようなことが好きです。
あの、顔を斜めに構えて右の手が左の肩あたりに位置している格好の写真。
あの格好を真似ると、次にすぐにパンチが2~3発打てます。(動きます)。
彼の動きが理に適っていることが、モノマネで分かります。
そうしたブルース・リーのモノマネでさえ、何年も行わなかったとしても、全く忘れることなく身体が動きます。
これが、フィードバックシステムだろうと思います。
かなり、脱線してしまいました。
ゴメンナサイ。
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