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酒屋慶風・丸又商店 横地準 の店長日記



生熟成はいいねえ。

7月7日(土)
久しぶりに知多からお客様がいらっしゃいました。

ご無沙汰しています。
「生酒」で美味しいお薦めはありますか?


小笹屋竹鶴の「大和雄町(だいわおまち)」と「宿根雄町(すくねおまち)」の純米生原酒四合瓶がそれぞれ1本づつ残っていました。
というか、残しておきました。

そうです、
こういうお客様がお見えになった時の為に、
ハイ。

ちなみに保管は、普通の5℃の冷蔵庫ではなくて、あえて15℃のリーチインにいれておきました。
その方がより上手く熟成が進むと判断したからです。

生原酒とはいえ、あまり高い温度での保管はちょっと不安です。
でも、この2本に関しては、そうしてみました。
まあ、中々こういうことの出来る酒は滅多にありません。

5℃以下の冷蔵庫にいれて置くのが普通でしょう。

生酒の場合、保管している途中で多くの場合「生老ね(なまひね)」というやっかいな劣化現象が起きるとされています。
ですから、蔵元さんでは、2℃以下とかあるいは-5℃とか。
兎に角、「生老ね」だけは困る。
けれど、「生酒」の需要は高いし・・。

「生老ね(なまひね)」という劣化現象?
起きる酒と起きない酒があります。
というより、当店で扱う酒のほとんどは起きません。
もちろん
15℃という温度で保管したのは、この竹鶴の生酒だけですが・・。

この「生老ね(なまひね)」と呼ばれる劣化現象は、まだ全容は解明されていません。
そして、
こういうやっかいなことが起こるかと思いきや、そんな心配などなくて、その反対に、この竹鶴の生原酒はちゃんと熟成して美味しくなるのですから。
これを「生熟成」というらしいです。
しかも、火入れの酒の熟成とはやや趣が異なる様で、円熟味が増したとか、う~む、そういう表現では無くてですね、
そうですねえ、
真ん中の「美味しい部分」がど~んと残っていて、それを廻りが滑らかに包み込んでいる。
中々、こういう味を体験することは稀だと思います。

とはいえ、
どの「生原酒」も同じように熟成してくれる保証はありませんからね。

また、当店としてチャレンジしていきたいと思います。
でもまあ、出来る範囲内のとっても小さなチャレンジですが。








by happy-breeze | 2012-07-08 09:44 | 日本酒
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