酒屋慶風・丸又商店 横地準 の店長日記



菊石 春待ち酒を試しました。

2013.01.24(木)
菊石 しぼりたて純米酒「春待ち酒」を発売よりちょっと早くに試させていただきました。

酒瓶の蓋を開けてグラスに注ぐと、いわゆる「手造りの酒蔵」ならではの香りがしました。
一般的に言う「酵母臭」
専門的に言いますと「自己消化香」
つまり、酵母がその役目を終えて消えていく時に出る臭いです。
これは、すぐに消えます。
だって消えていこうとするときの香りですからね。
ず~と香っているものではありません。

間違えてもらっては困るのは、酵母が作り出した香りではありません。
念のため。

なので、少し経ってから、酒瓶から酒をグラスに注ぐともうその臭いはありませんでした。
瓶の蓋を開けた一瞬のみなのですね。
香るのは。

さて、このお酒は
「五百万石」という酒造好適米を使っています。

きれい。
やさしい。
でもちゃんとしたしっかりした部分が感じられる。
まとまりの良い旨さ。

愛知県の酒蔵が造る「五百万石」だなあ~って思います。

決して何かを主張しているというか、これが特徴だって言わないのだけれど、
ただ「さらっと」飲みやすいという味とは違う。
う~む。
旨さが伝わってくる。
そして、
やはり落ち着きのある佇まいがうれしいお酒です。

え~とそれから最初に言わなければならないのですが
新酒ですからね。
硬さと荒さが残っています。

言葉で書きますと「苦味」「渋み」ですか。

でもね、えぐみではないのです。

自然にちょっと苦く、う~ん、渋く感じます。

これも、数か月経つとその味からは感じなくなります。
良い酒の条件の一つであると言っても差支えないと思います。

つまり、この時期にこの感じがあるのが当たり前なのです。
逆に無いと困ると言ってもいいくらいのものです。

自然なのですね。
春に芽吹く新芽。
これにもあるでしょ。
同じなのです。


菊石しぼりたて純米酒「春待ち酒」  720ml 1,500円
http://hybreeze.net/SHOP/01005008.html




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by happy-breeze | 2013-01-25 11:05 | 日本酒
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