酒屋慶風・丸又商店 横地準 の店長日記



今年を振り返って(2013その6)

今年を振り返って(2013その6)

自戒を込めて。

お酒談義って何?

ワインについては、よく「ワイン談義」という言い方をします。

ワインに詳しくなる。
それはいいことです。
では、何に詳しくなるのか。

ここの部分がとても重要だと思います。

前のコラムに洋服を例に取りましたので、引き続き
仮に、仮にですよ。

服地のサンプル生地を見ただけで、いや触っただけで
「国はどこで、その国のどこそこのメーカーの生地で、織機はどこどこ製を使っているなあ~。」

何てすごい人がいたとします。

要するに、長年その業界におられた人でもう神がかり的なレベルにまで達している。

しかしですよ。
その生地を使って、どんなスーツを創ってくれるのか。
お客の立場から言えば、関心はそこにあります。

つまり、こういうスーツを創りたい。
その生地選びを行う。
そこで活かされないとね。
それでこそ、その業界のベテランさんの意味があります。

お客様のイメージに合う生地とデザインを提供する。
そう、そのお客様に似合う柄の生地を選んでね。

そこをミスマッチしたら、それはもうセンスのない人と言われます。
だって、台無しですよね。

ワインで言えば、このワインは・・と分かったとしても。
私の小売店の立場では、消費者さんに合う美味しいワインをチョイスすることが出来て初めてワインに詳しくなった意味があります。

また、消費者さんはそのワインを美味しく楽しく飲むことで、「ああ、良かった。」となります。


日本酒においても、おおよそ同じように思います。

ただ、もちろん、ワインの場合は、それ自体を楽しむことの出来る飲み物ですから、
どうしても、ワインそのものの、いわゆるワイン談義になってしまう傾向がありますね。

それはそれで、ワインの持つ特性かも知れません。
ワインだからこそ出来る。
それこそ「ワイン談義」に花が咲くのでしょう。


でも、それだけにとどまることのないようにと。
ハイ。
まあ、自戒を込めて。


そんなことを思った年でした。



2013.12.25




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by happy-breeze | 2013-12-25 09:10 | 個人的な見方
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