酒屋慶風・丸又商店 横地準 の店長日記



良いワインの見分け方

良いワインの見分け方

よく考えてみたら、こういう記事ってあまり見当たらないように思います。
そこに、10人が美味しいと思う味が違うときたら、もう何でもありになってしまいます。

ワインのスタートとして、好みを知ることから入りましょう。
とコラムを載せておりますが、
しかし、同時に客観的に物事を見て良し悪しを見極めたいところまで行きたいですよね。

すると、ワインの様々なことはたくさん情報としてあるけれど、どんなチェックの仕方をすればいいの?
となるとそれ程は書いてないようですね。

ではまず、
普通のチェックとしては

赤ワインは、
酸味・甘味・渋味の3つと、そのバランス

白ワインは
甘味と酸味のバランス

まずはこれをチェックする。
そうです。
まずはバランスチェックですね。
そこから、少しづつそれぞれの味わいを見るようにする。

バランスと言っても、どれもが平均して同じくらいという意味での均衡状態ということではありません。
(もちろん、そうなっているワインもあるでしょう。)

仮に
甘いタイプの白ワインを例にとりますと、甘いだけで酸味が全く無いわけではありません。
そうです、バランスと言っても、どちらも同じ位にある。
という意味ではなく、甘さが7割、酸味が3割だとしても、そこでいい味わいになっている。

そういうバランスの取り方。
そして、
甘さそのものの味。
酸味の出方。
それぞれが美味しいと感じるかどうか。

甘口ワインでも、酸味が全くないと、いわゆる「べたべた」した甘さとなり、甘さをくどく感じてしまうでしょう。
ジュースのままの甘さとでも言いますか。
そこに酸がいい味わいとして寄与していないと、美味しいワインとは感じないと思います。

美味しい甘口ワインは、べたつかない飲みやすさ、爽やかさも併せ持っているのではないでしょうか。

そう、これもバランスということになります。
つまり、7割と3割でバランスが取れている状態の美味しさ。
ということになります。

この甘口の白ワイン。
いい甘味出していると思うのだけど。
ちょっと、酸が足りないから、なんか甘さだけが後口に残るんだよねえ。
というような甘口。
良い甘口ワインかと言えば、そうではないでしょ。

要するに、どのようなバランスが取られているか。
何かが特出していてバランスが悪いと感じるかどうか。
そういうイメージとしてのバランスチェック。

キリリとした酸が特徴の白ワインなら、そのようなバランスの取り方、感じ方をチェックする。

ロワールの白ワインでムスカデ。
この地方でよく行われている「シュール・リー」という製法があります。

これも実は、甘味と酸味のバランスを取るために行われています。
(こういう書き方は、教科書的にはあまり書かれていないと思いますが・・。)

酸をえぐいと感じるかどうか。
そうならないために「シュール・リー」を行う。

そのバランスなのです。
美味しいと感じるバランス。

それから、あの「マロラクティック醗酵」。
これも要するにその為ですからね。



2015.06.04














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by happy-breeze | 2015-06-04 16:29 | ワイン
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