酒屋慶風・丸又商店 横地準 の店長日記



この時期に起きる日本酒の変化(その3)

この時期に起きる日本酒の変化(その3)

土用を過ぎ、立秋を迎える。

もうすぐ「ひやおろし」の季節になりますが、昔からの日本酒の概念から表される言葉として、「土用を越す」という表現が使われます。

夏を過ぎてと言えばいいものを、なぜこの「土用を越す」が使われるのか。

私の想像では、日にちが特定されるからだと考えています。

それともう一つは、土用が夏の一番のピーク。
これを上手く過ごすことが出来たかどうか。

それをチェックする為にタンクの呑み口を開けます。
そう「呑み切り」です。

土用を越し、立秋を過ぎてから行われます。

実は日本酒の美味しくなるサイクルと稲作のサイクルはリンクしています。

春先に出来た新酒を貯蔵して、秋まで待ちます。
お酒が貯蔵タンクの中で、上手く熟成されているかどうかをチェックするのが、今この時期になります。

そう、今なのです。

夏のピーク時を過ぎた酒をチェックする。
この最大の山場を越えることが出来ずにダメになることがあります。

最高気温に耐えられなかった。
という訳です。

ちょうど今、田んぼは青々としています。
一応、作業としてはそれほどやることはありません。
そう、このホンのつかのまの時間を縫って、故郷に帰って稲作をしていた杜氏さんが蔵にやってくるのです。

この時間のドンピシャのタイミング。
見事という他ありません。


そして、お米の刈り入れ時と秋になって美味しくなった「ひやおろし」がリンクしています。


2015.08.18
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by happy-breeze | 2015-08-18 23:16 | 日本酒
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