(前項の続き)
地方の蔵元さんの多くはすごい山の中にポツンとある。
という訳ではありません。
もちろん、東京や大阪の大都会の街中にはそりゃありませんが、でも地方都市ですとその街の中にあります。
そういう地方都市の商圏を相手に成り立っていたということになります。
今迄、ホント、地元でしか流通していなかった商品を、これからは県外に売っていかなければなりません。
そのルートも持っていないところから、商いのやり方も分かっていないところから、一からのスタートです。
そうであれば、逆説的に考えてみると埋もれている銘酒があるという事にもなります。
そんな出会いがもしあれば、ご紹介してみたい。
そう思う自分がいます。
実際、無名ですからね、中々売れません。
でも、蔵元さんとお酒のことを話しながら商いをさせて頂けるので、いやあ楽しいですよ。
しかし、現実的に遠くから商品を仕入れる場合、運賃が掛ります。
数をまとめれば、つまりロットをまとめれば送料は負担してくれます。
でも、そんなに仕入れることが出来ません。
ロット問題ですね。
これはもう解決出来ないとされています。
でも、何か流通で協力的な仕組みが出来ないものだろうかと私は思っています。
昨日も、ある蔵元さんとそのアイディアをお話させて頂きました。
どこかでモデルケースが出来るといいと思うのですが。
無理かなあ~。
いやあ~、出来ると思うけれど。
2015.09.17(木)