酒屋慶風・丸又商店 横地準 の店長日記



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試飲会余波(その2)

レストランさんが選ぶワインとワインバーが選ぶワイン。
これって、基準が違いますよね。

つまり、自らの店に合った商材として選ぶ訳です。

ワインバーなら、ワインそのものが主役です。
どうしても、向うを張るようなものになりますね。

レストランですと、主役は料理です。
いわゆる、料理との相性がよい、とても普通に良いと評価されるワインをチョイスすることになります。

日本酒の場合、こうゆう捉え方が出来ているのだろうか。
ワインバーならぬ日本酒バーで評判の銘柄を何とかして手に入れようなんてしてませんか。

先の項でも書いた「さしみと日本酒は合わない」という意見がある件ですが、例えとしてはちょっと極端かもしれませんが、古酒であっても、食中酒の概念の通りの日本酒であれば「さしみと合います」

よく、古酒はこってりとしたコクのある料理にとかいいますね。
あとは、チーズとかですか。
そうゆう、相性の話は、それはそれでいいのですが、
ワインの熟成した、滑らかでエレガントに花開いた味わいと同じような日本酒の古酒ならば、「さしみと合います」
一般的には、新鮮なものには新鮮なお酒を、つまり、「さしみには純米吟醸の新酒をよく冷やして」とゆうことをいわれているようですが、少し視点が違うのですね。

但し、ゴテゴテの古酒ですか、私、あまりよく分からないのですが、そうゆうタイプの古酒ですと、そりゃあ「さしみには合わない」と思います。
中々、文字で説明するのは難しいので、伝っているか心配ですが。
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by happy-breeze | 2010-06-29 13:17 | 個人的な見方

試飲会余波

日本酒の蔵元さんとの出会い、ワインの試飲会に出かける、等々が続いたのですが、やはり、ここで消費者サイドの目線から、日本酒とワインに対して、どのように映っているのかを検証しなければならないなあ~と思います。

ワインの場合、マリアージュという概念があって、食事との相性の話題になりますね。
特に、レストランさんの場合は、自ら提供するワインがお客様に評価されるかどうかですね。
シェフの腕が良くて、揃えているワインも良い。
これでなければなりません。

日本酒の場合はどうかといいますと、う~ん、巷では、この料理とこの酒ということは随分とやってはいますが、最近はちょっとトーンダウンですね。
でも、当然だと思いますよ、トーンダウンするのは。
だって、ワインとは別物なのだから。

まあ、本質論を偉そうに書くつもりはありませんが、ワインと日本酒を同じように捉えて論じても、無理があります。

ある人から聞かされました。
刺身と日本酒って合わないと思う、と。

これは、何を意味するのでしょう。
と言うより、議論がかみ合わないのです。

日本酒は本来、「食中酒」なのです。
それなのに、ワインファンから、そのような疑問ともとれる意見が出される。

あくまでも想像ですが、美味しい刺身と共に、キンキンに冷えた「吟醸酒」を、これはすごい良い酒ですからとか言われて飲んでみたところ、なんか合わなかった、との印象を持たれた。
そうじゃないかなあ。

つまり、良い酒を仕入れた、よ~し、このお客さんに出して喜んでもらおう。
ところが、全く反対の評価をもらっていた。
これって、今までの苦労が意味のないものになってしまう出来事ですね。

日本酒とワインの決定的な違いとは・・・
続く
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by happy-breeze | 2010-06-29 11:54 | 個人的な見方

ワインの飲み頃温度帯と料理との相性(その2)

なぜ、ワインを美味しく飲むのに温度を重要視するのか。
それは、液体の中の酸の構成要素が関係します。
(主に有機酸)

そして、日本酒も大まかには同じ事が言えます。

今日は、何も書きませんが、先日、某蔵元さんとお話していたら、この液体の酸の構成に付いての話になりました。
実は、日本酒の蔵元さんとこうゆう話になったのは、初めてでした。
酸度という表示をしているのだから、本当は中味の話もと思っていましたが、いやあ、ようやく、う~ん、話が出ました。
もちろん、アルカリ性、酸性、という意味合いでの総酸度の数値がコレコレです。
で、いいのですが、私的には、造りによる酸の構成の要因もなんとなく感じていましたし、いわゆる酸度が高くてもとてもいい感じの酒と、ちょっとなあという感じの酒の違いの理由も、経験からなんとなく、ある種のものを感じています。

こうゆう事を書きながら、ワインの飲み頃温度の話を書いても、難しいと思われてしまいますが、でも、う~ん、避けては通れないので、書くことにします。

尚、これらの知識は、ワイン総合研究所というところがあって、そこの知的財産所有権になっているものがほとんどですので、書くときごとに、そこで教えてもらった知識ですよ、と出展を書いておくことにします。

ちなみに、先程、そこのW先生に電話をしましたところ、がんばってやって下さいと言われました。
そして、出展元のワイン総合研究所はちゃんと書いておいてね、とも・・。
ハイ、がんばります。
ありがとうございました。
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by happy-breeze | 2010-06-28 18:17 | ワイン

旨い酒を旨く飲む

旨い酒を旨く飲むとして思いついた事を書いていこうと思います。
<ワイン編>がスタートです。
ゴメンサイ、少しお時間くださいネ。

又、ご意見、ご質問も受け付けますので、よろしければお寄せください。
メールは info@happy-breeze.com まで

(尚、ここで書いたことを、「酒屋慶風サイト」にコラムとして載せ直していくつもりです。)
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by happy-breeze | 2010-06-28 08:42 | 旨い酒を旨く飲む

ワインの飲み頃温度帯と料理との相性

ちょっとここのところワインに気持ちが行っているのですが、う~ん、何か考えなくていけないなあ~と思うようになりました。
ワインにはそれぞれ、タイプによる飲用適温というものがあります。
これが、日本酒や焼酎と決定的に違う部分だと思っています。

そして、その適温で飲むことと同時に、料理との相性にも大まかな適性があります。

この二つを抑えることは、ワインファンならずとも、もう大人の常識位にしてもいいのではないかとさえ思います。
しかし、この話題、あまり聞きませんね。
何故だかは分かりませんが、この事をベースにして、ワインの勉強会なんてやってみようかなあと思ったりして・・、えっへん。

資料作りとかやり出すとかなり時間掛かりそうです。
でも、難しいことではありません。
常識として押さえておいた方がいい、という位のものなんですけどね。

それをやりながら、何がいいワインなのか、とかね、ワイン談義に進むといいかもしれません。

私も、ワインはあまりよく分かりませんが、でも一歩踏み出さなければ始まりませんからね。
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by happy-breeze | 2010-06-27 18:20 | ワイン

若水生育状況0626

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6月26日の若水の生育状況です。
強い雨の中、いつもの場所の苗の撮影です。
気温も高く順調な生育振りで、見た目、ずいぶん大きくなりました。
(撮影協力:澤田酒造株式会社様)

稲の成長を見守っていくのって、何だかいいもんですね。
栄養をいただきながら、大きくなっていく姿が、ほほえましく感じます。

この「若水」という品種から造るお酒「木花(このはな)特別純米酒は、こちらのページです。
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by happy-breeze | 2010-06-27 09:30 | 日本酒

ドイツワイン・ブロイヤーさん

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造り手の顔の見えるワインを造りたい。
ベルンハルトブロイヤー

何だか日本酒、それも地酒の杜氏さんのようなコメントですね。

22日(火)のドイツワインの試飲は、実はこのブロイヤーさんのワインを試すことが目的でした。

以前から、その噂は聞いていました。
ラインガウのリースリング復興に人生を賭けた醸造所の経営者さんであることを・・。

ドイツワインと言えば、リースリングと思っていたのですが、何とドイツでのリースリング種は全体の20%なのだそうです。
リースリング復興。
彼は何を復興したかったのか。

それは、世界的な地位ということです。
つまり、リースリング種から造られる白ワインが世界でトップのワインであるという評価を受けたい、そう、得たいということでした。
シャルドネやソーヴィニオン・ブランに伍していけるものであるという信念があったのでしょう。
食事に合う最高の辛口白ワイン。
それは、ドイツ・ラインガウのリースリング種から造られる白ワインである。

それは確かに感じました。
液体から発刺としたものがほとばしっていました。
濃厚な果実からの美味しさがバランスよく配置されており、それでいて、ゴ~ンと来るかと思いきや、滑らかな飲みやすいワインに仕上がっていました。
中々、出来るものではないなあ~、う~ん。
それでいて、強い主張をこれでもかとする訳ではありません。
ちゃんと治まるところに治まっています。

ワインは食事と合ってこそ、その真価を発揮する訳ですから、その辺のことはもう十分すぎるくらいに分かっている、それを味わいから感じました。

世界のトップの称号を得たいという想い、そうゆう気負いが有ってはそれもまた味に出てしまうでしょう。
「どうだ、どうだ。」
それさえもちゃんとクリアーしてきている。
そんな印象を受けました。
素晴らしい。

決して遠くない、その日が来るのは・・。

ダンケシェーン!!
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by happy-breeze | 2010-06-26 17:55 | ワイン

フランスワインカタログ

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フランスワインカタログを差し上げています。
何せ、私の商品をサイトに載せていく作業があまりにも遅いので、ダメだよ、ということでヴィーヴァン倶楽部さんから「ワインカタログ」を取り寄せました。

ご用命頂ければ郵送させて頂きます。

フランスのワイン文化をありのままに伝えたい。
これが、ヴィーヴァン倶楽部さんの理念です。
そこには、有名シャトーの取り扱いはありません。
現地の息吹があまりにも自然に感じられる商品構成です。
自然すぎて、本当なのかどうか、分からない、という印象を持つと思います。
信用していいの?

有名シャトーを否定しているのではありません。
それは、当然のごとく認めています。

ただ、普通にフランスに生活している人々は、ちゃんと美味しいワインを選んで飲んでいますよ、ということを伝えたい。
それだけのことなのです。

名前やマスコミに頼っていませんよ。
フランス人は、自ら極めて普通に美味しいワインを選んで楽しんでいますよ、と。


そんな思いを持つ、社長の加勢利彦氏とのやり取りを「酒屋慶風」サイトに載せていますので、ぜひご覧ください。
こちらです。


ワインだから、それもフランスワインだから、と肩ひじを張っていませんか。
よく考えれば、フランス人が普通に飲むお酒の一つなのであって、構えて飲む必要などないのです。
ただ、一部の有名なシャトーものやブランドものは、これは致し方ない。
では、巷にあふれるワインの中から、いかに美味しいワインを選んで飲むのか。

それが、行われているということは、市場が機能しているということになります。
まあ、理屈はこの位にしておきます。
ハイ。
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by happy-breeze | 2010-06-26 10:58 | ワイン

(前回の続き)香りのいい純米酒

香りのよい純米酒です、という商品があります。
というより、かなりシェアがあるようです。

昨今いわれる、「食中酒」としてみたら、香りがじゃまだなあと私は思うですが、それが、コストパフォーマンスに優れた純米酒であると評価されているようです。

お値打ちな「純米吟醸」ですよという売り方の方が正しい姿の商品なのではないでしょうか。
でも、そういう売り方って出来ないんですよね。
なぜか、う~む。

一つの液体としてだけみれば、とてもバランスが悪いと思うのです。
香りから伝わる感じは、少し甘いものだと思われるのですが、ほとんどが甘口ではありません。
そして、一様に飲みやすい酒質を謳います。
でも、う~ん、香りと味わいが繋がらないのだけれどなあ。

なのに、高評価をもらっていると胸を張っている。
一体なぜこうゆう現象が起きるのだろう。

日本酒の真の復興は、その本来の姿を、その良さ、その価値観を有りのままに消費者に認識してもらわない限り、おとずれないのではないだろうか。

純米酒は、昨今いわれる「食中酒」である。
そのように定義した方が、分かってもらえて良いのではないでしょうか。
それを認識してもらう努力をする。
そこに、蔵の個性が出る。
毎日の晩酌にぴったりの2千円の純米酒から、ホントに色々と有って、
その上で、3千円の純米酒という商品が存在する。

私には、その方が分かりやすいのだけれどなあ。






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by happy-breeze | 2010-06-25 06:38 | 日本酒

コストパフォーマンスの優れた酒

よく、「当社の酒はコストパフォーマンスが良い酒です。」
という謳い文句を貰います。

???

よく、意味が分かりません。

何を基準にしておられるのか。
よく聞いてみると、純米吟醸規格なのだけれど、純米酒として売っていて、しかもこの価格なんです。
ということのようです。

私、こうゆう見方、捉え方に異を唱えたいと思います。

要するにこの純米酒は、3千円を超える純米吟醸に近い内容で、こちらの品は2千5百円というお値打ちな商品ですよ、ということですよね。
でもね、3千円の純米吟醸はその価値を味わいたい訳で、何も、安くすれば、まあそこまでの味はないけれどお値打ちですよ、という味を、3千円の純米吟醸を評価している人が、喜ぶのだろうか。

まあ、いらっしゃるとは思います。
お値打ちに飲めて有り難いなあ、という方はね。
でも、どこか物足りなさを感じながら、お飲みになられるのではないでしょうか。

つまり、飲み手である消費者にとっての価値でなければコストパフォーマンス云々は製造者側の論理でしかないのだと思います。

純米酒と純米吟醸は別物なのだと思います。

純米酒の価値観を蔵としてきちんと出して、それを伝えて、その上で評価を頂く。
純米酒なのに、お値打ちな純米吟醸を目指しても本来の有り様、姿ではないと思います。

極端かもしれませんが、純米酒で3千円、純米吟醸で3千円、ということがあってもいいのです。
別物なのだから。

フランスワインに例えれば、セカンドなのです。
メインの純米吟醸があって、それが高価なので、それに准じた規格でお値打ちな商品をラインナップしています。
セカンド商品として・・。
という捉え方なら分かります。
しかし、フランスワインにおいてもこうゆう捉え方はもうあまり意味をなさなくなっているように思います。
有名シャトーのセカンドとして売られている商品は今ではもうすでに一つ商品として価値を評価されています。
そりゃ、そうでしょう、セカンドなんだから、これくらいでいいのでは・・、なんて感じの商品だったらやはりダメでしょう。
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by happy-breeze | 2010-06-24 17:09 | 日本酒


日々の出来事や想いを、そして新着情報や蔵便りを書いています。
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