酒屋慶風・丸又商店 横地準 の店長日記



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菊正宗さん

今日、菊正宗さんの訪問を受けました。
いつもの営業さんではなく、この業界に長く携わっておられる菊正宗の方です。

私と日本酒について話がしたかったと・・、ええ、喜んで、ハイ、ありがとうございます、デス。

(1)生もとについて
菊正宗の生もと仕込みは、特に謳ってはいないけれど、ちゃんと蔵人が手作業で元擦りを行います。
そして酵母も蔵に住み着いている天然酵母です。
しかも、その酵母は「菊正酵母」と正式に名前が付いています。

う~ん、すごい。

確か、協会酵母と別に認めらているのは3社ほどあったはず。
忘れました、ゴメンナサイ。

しかしこれらのことを声高にアピールしません。
大御所は偉いもんだなあ。

(2)新企画について
720mlの上撰を新発売して、月桂冠と共同で営業活動を行うのだとか。
私はとても良い事だと思います。
出来れば、若い女性の営業ウーマンにアピールしてもらいたいものです。
そうしなければ、今の若い層には伝わらないのではないでしょうか。

(3)おしゃれな一合瓶に入った日本酒の展開
う~ん、これが一番よかった。

お燗のツボ
アイスペール
この一合瓶が入る容器まで開発しておられます。

飲食店での展開を狙っての事だそうですが、これがとても評判がいいのだそうです。



なぜ、大手の菊正宗さんとこうして知り合い、扱うようになったのだろう。
不思議と言えば不思議です。
私は今日のお話でホント、ベストタイミングで出会ったのだなあと思いました。
そして、日本酒について思っているカタチ、方向、つまりベクトルが同じ向きに並んでいくのが分かります。

それは、灘の老舗がやらなくて誰がやるのか。
そう思っていたところでしたから。

灘や伏見の大量生産される日本酒イコール価格競争しているパック酒というイメージの中、「菊正宗」というブランドで市場を開拓しようとされる訳です。
それも、日本酒の本来の良さ、美味しさ、価値を伝えながら。
申し訳ないが、他の大手さんはこうした動きが全く見えません。

本来の日本酒のメーカーとしての有り様、動き方、を灘がやらなくては始まらないのです。
中々難しいとは思いますが、菊正宗さんには、大手銘柄同志のパック酒の価格競争からもういち早く抜け出してほしいものです。

日本酒復権。

日本のお酒なのですから。
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by happy-breeze | 2010-08-30 16:40 | 日本酒

嗜好品

きき酒師なんですね。
と、お客様から言われました。

この「きき酒師」を主催しているところは、元々ソムリエさんたちが立ちあげているので、ワインと料理ならぬ、日本酒と料理の合う合わないを一時かなり提示していました。
最近はあまり言わなくなったかなあ、と感じています。

でも、よく考えてみれば、嗜好品という括りからみてみると微妙な違いに気が付きます。

仮に、酸のあるしっかりしたタイプの純米酒を燗をして飲むのを良しとしている方とどちらかといえば穏やかで優しい味わいのす~と入るような感じの酒を好む方が一緒に寿司屋でつまむとしたら、どちらのタイプの酒が寿司と相性が良いとかって考えないでしょう。

好みなんですから。

考えてみれば、至極当たり前のことなのに、こうゆう言い方ってあまりしないように思います。

きき酒師の役目とは、お客様との会話から、その方の好みと美味しい酒を選んでさしあげることだと思います。

それから、香りのある酒は扱わないのですか?
と聞かれました。

いえ、そんなことはありません。
一番の代表は、新潟の鮎正宗です。
他にもありますよ。

但し、少ないのは、う~ん、まあ、色々と商品に対する見方が、ちょっとだけ、ええ、違ったりするので・・、ハイ。
でももちろん、いいなあ、美味しいなあ、と思う商品は扱いたいですよ。

決して、おかしなこだわりを持っているつもりはありません。
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by happy-breeze | 2010-08-30 06:34 | 日本酒

冷や酒は体に悪い

お客様から、「私のおじさんが、夏に日本酒を飲む時、水を飲みながら酒を飲むんだけれど、何かおかしくないの、変だよって思いますが、どうなんですか。」と聞かれました。

それは、夏のお酒の飲み方を知っておられる方なんですよ。

昔から「冷や酒は身体に悪い」と言われたものです。

ところが、夏の日本酒の需要喚起策として、その昔、冷酒という言葉を使って、夏に冷やしてお酒を飲んでもらうとするキャンペーンがありました。
その後、吟醸酒等のキャッチコピーに「良い酒は冷やで飲もう」がありますね。
この、「良い酒は冷やで・・」が効果がありすぎて、「冷や酒は身体に悪い」なんてことは全く聞かなくなりました。

でも、本当は何も変わってはいないのだと思います。
つまり、日本酒は燗をして飲むのが正しい飲み方なのですよ、ということです。
そして特に、冷やで飲む場合は必ず「追い水」(チェイサ―)をしながら飲むのが常識でした。

なぜ、昔からこのように言われてきたのでしょう。

それは、お酒が体内に入ってからアルコール分が腸や胃の壁面を通過して身体に廻る時に、冷や酒の場合はすぐに吸収されないからです。
つまり、液体の温度が低いため、腸や胃の壁面の温度になるまでに時間が掛かります。

よく、冷やで飲んでいて、中々酔わなくて、ある時を境にして急に酔いが廻って来たなんて経験ありませんか。
酔わないから、酒を飲む、水も飲まない、すると、胃や腸にアルコールが溜まってきます。
それが、一気に壁面から体中に廻ることになります。

こうゆう飲み方をすると、悪酔い原因と言われているアセドアルデヒドの分解が追いつきません。
よって、頭が痛い悪酔いをします。
もちろん、二日酔いします。

これを避けるには、水と一緒に飲むこととと最初のペースをとてもゆっくりスタートすることです。
冷やで飲むには、このことを良く心がけておくべきなのです。
それさえ、行っていれば気持ちの良い酔いが廻ってきますよ。







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by happy-breeze | 2010-08-26 18:08 | 日本酒

夏は日本酒が売れない?

夏は日本酒の消費が落ちると言われます。

その理由をちょっと考えてみました。

実は、昔の人は夏に「甘酒」を飲んでいたといいます。
それは、夏の体力が落ちるのを補うために栄養、滋養を摂るのに効果があるからです。
夏バテ防止に効果あり、なのですね、

え~、夏に「甘酒」
そんな話、聞いた事ないぞ。
ごもっとも。
昔の話ですから。

つまり、日本酒は滋養強壮の役目を果たしている飲み物なのです。
酒は「百薬の長」という訳です。

弱った身体の体力を取り戻すには、身体を温めることに効果のあるものを飲みます。

ということは、普通の状態で日本酒を夏に飲むと、身体がより暑くなってしまうのです。
だから、喉の渇きにビールは飲みたいけれど、日本酒を飲みたいとは思わないのですね。
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by happy-breeze | 2010-08-25 17:11 | 日本酒

円高

ボジョレー・ヌーヴォーのことを考えていたら、
去年のボジョレーヌーヴォーの時のことを思い出していました。
確か、ユーロが高いとか何とかで、フランスワイン等、輸入ワインの価格を上げるとか据え置くとか、言っていましたね。

今年は円高なので、輸入品が安くなる?

政治や経済の難しい話はよく分かりませんが、それでも輸出産業、特にトヨタが困っているという記事を目にしません。
政府が対策を打たない、無能だ、という記事は目にします。

う~む、ということは、円は安定している通貨であると言えるのではないでしょうか。

しかし、本屋さんの経済本のコーナーには、日本が破産するとか、日本はこのままでは危ないとかの本が多く並んでいます。
国の借金の話とか色々とありますが、そんな危ない国の通貨が安定しないでしょ、普通に考えれば理屈が合わないと思うですが・・。
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by happy-breeze | 2010-08-25 13:43 | 個人的な見方

ひやおろし(その2)

ひやおろしで新着の銘柄です。
滋賀県の道潅(どうかん)という銘柄のひやおろしを予定しています。
山廃仕込みです。
これで、3銘柄決まりました。
ご来店頂いて、試飲できるように準備したいと思います。
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by happy-breeze | 2010-08-23 19:34 | 日本酒

夏の盆踊り

昨日、となり町の盆踊りがありました。
通称「どぶづけ」と呼ばれる、氷を入れてビールや缶ジュースを冷やす容器を当店が用意します。
祭りには欠かせないモノですね。
こんなことでも、大袈裟に言えば社会貢献に寄与しているかなと、思いながらいます。
毎年、台風が心配なのですが、今年は晴れてくれました。

我が町内の祭りと共に、2つの祭りが終わるとようやく気分的に夏休みって感じになります。
ちょっと、ほっと出来ます。

でもすぐ、日本酒の「ひやおろし」の案内をしなくては、ハイ。
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by happy-breeze | 2010-08-22 11:43 | 個人的な見方

春夏連覇すごい

興南が史上6校目の春夏連覇!

沖縄にとっては、それはそれは待ち遠しかった優勝だったでしょう。
しかも、13対1で勝利ですからね。
文句なしです。

初めて沖縄に連覇をもたらすと決めての夏の甲子園だったことは想像に難くありません。

それをやり遂げた。

いつも、夢、希望、涙、そして感動。
書くと簡単ですが、そりゃあ、大変だったでしょう。
すごいわ、ホント、甲子園は・・。
ありがとう。
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by happy-breeze | 2010-08-21 19:11 | 個人的な見方

9月入荷予定

秋になると一段と旨くなって登場する「ひやおろし」を選定中です。

決まっているのは
兵庫県 竹泉(ちくせん) 二夏越し 辛口純米ひやおろし

辛いとげとげしさが、とてもまろやかになっていて、それでいてスッキリ感と旨味も併せて感じる、なかなか、こうはいかないでしょうという味わいが現れてくれるお酒です。

それから
2月に販売しました、(愛知県常滑)白老純米吟醸の生酒がとても評判が良かったので、蔵元さんにお願いして火入れをして取り置きしてもらいました。
この秋、当店のみの取扱いになります。
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by happy-breeze | 2010-08-21 15:25 | 日本酒

いも焼酎なのに米を使っているの

いも焼酎の原材料表示には、多くの商品が「さつまいも」「米こうじ」と記してあります。
いも焼酎なのに「米」を使っているの。

こんな素朴な疑問を持たれている消費者の方がおられます。

麹が「いも」ですと柔らかすぎてはぜ込まないからなのだそうです。
蒸したいも、要するに、冬に食べるほかほかのおいもさんの状態。
これだと上手く麹が造れないのだそうです。

お酒にするには、あの甘さの部分がアルコールに変わってくれるので、お酒の原料には良いのです。

しかし、最近は「いも麹」でつくる「いも焼酎」が商品化されてきています。
まさに「いもいも焼酎」です。
やはり、いも焼酎なのだから、麹もいもで何とかしたい。
そう、思ってチャレンジされたのでしょう。

中々、苦労しておられますね。

でも、こうゆう商品開発がやがて消費者の「美味しいなあ」に貢献する訳ですので、応援しなくてはいけませんね。
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by happy-breeze | 2010-08-21 12:59 | 焼酎


日々の出来事や想いを、そして新着情報や蔵便りを書いています。
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